Xジェンダーとして考えるアレコレ

Xジェンダーの大学生が紡ぐブログ

Aromanticの可能性

前回の記事から久方ぶりに書いています。

実は正確には下書きなんかがいくつかあるのですが、上手くまとまらずにそのまま寝かせすぎちゃって改めて確認して書くのに気力が必要になってしまいました。

また、更新が滞っている間にも記事を読んでくださる方がいて、PVが増えていくのは単純に嬉しかったです。

 

今回は前々回の記事

things-i-think.hatenablog.com

 

 に書いたことについてです。

因みに、このブログで一番アクセスが多い記事です。そういえば、タイトルがキャッチーな感じもします。

 

この記事に

「恋愛感情を(今のところ)もたないが性的欲求はもつ」

というようなことを長々と書きました。また、そういう人間に対する名称のようなものがなくて苦しんだ経験を綴りました。

 

でも、最近はAromanticという性的指向が言われているのですね。

ロマンティックに否定のaを付ける、音の響きもいい感じです。

少なくとも、”獣”よりは。

 

言葉の意味は改めて解説するほどのことではないですが、JobRainbowMAGAZINEの記事がわかりやすいです。恋愛の定義も、性的欲求の定義も人それぞれである、というところにまで触れています。

jobrainbow.jp

恋愛って難しいですね。真意はまた別の記事にしないと書ききれませんが、自分は定義の無いものにめっぽう弱いです。今までの記事も定義づけを重んじているのは、そういうことです。

性って何?ジェンダーって何?私は何?

簡単に定義付けができないから、こんなにも苦しんでいる。

でも今はその多様性が認められているから、息をするのが楽です。

名前を付けられると型にはまったみたいでちょっと窮屈だな、とかジレンマみたいなことを考えてしまいますが、単語の存在を知ることで自分と同じような性的指向をもつ人たちの存在を知ることができました。

同時に、こういう言い方は正直微妙ですが、自分の存在を社会的に認められたような気もしました。

 

これからも、今はまだ名前の無い性格や性質、趣味志向が、新しく名付けられていくことがある。そうすると、検索にかけやすくなったり、存在が広く認知されたり、自分という人間についての理解が深まったりといった感じで、色々な影響が出ると思う。

しかし、誤った認識やゆがんだ解釈などネガティブな影響も出てくることもあるでしょう。

ネガティブな影響を受けないように、或いは与えないように、少なくとも無関心でいないようにしたい。”自分”について考えることは多いですが、”自分以外”の人についても知ろうとしなければならないと思います。たった一人の自分以外の全ての人間はみな他人ですしね。

 

蛇足のような気もしますが、恋愛は知らずとも、他人を思いやる心や尊重する心はもっていると自負しています。

 

 

あんまり時間なくて勢いで打っちゃった。はやく記事書きたいなってずっと思ってたけどなかなか時間つくれなくて力不足を痛感。